急に寒くなって、実家の福岡は大変だったみたい。
熊本は北海道の気温よりも低くなったんやろ?
実家といえば節分を思い出す。
子どもの頃、父を鬼に見立ててみんなで豆をまいたものだ(母も)。
「おには~そと、ふくは~うち」
なんて言いつつ、鬼に豆を投げあてた。
「いてて、いてて、やめてくれ~」
言葉では言いながらながら、日ごろ仕事で家に居ない鬼は、ちょっと嬉しそうな顔で玄関から逃げていくのであった。
鬼の恰好をした父との時間を、子どものころの私はきゃっきゃきゃっきゃと楽しんでいた。
あぁあの頃がなつかしいなぁ・・・
そんな昔を思い出していて、節分について調べてみたら、ウィキペディアにはこうあった。
節分(せつぶん/せちぶん)は、雑節の一つで、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のこと。節分とは「季節を分ける」ことをも意味している。・・・鬼に豆をぶつけることにより、邪気を追い払い、一年の無病息災を願うという意味合いがある
『鬼に豆をぶつけることで、邪気を追い払う』
言い換えるなら、豆をぶつけることで鬼が逃げていかなければならないということ。
子どものとき、鬼が逃げていったのは紛れもなく「じゃれあい」であった。
しかし、本当に邪気を払うことを願うならば、そんな「じゃれあい」では鬼は出ていくまい!!
生とは戦い!!気を抜いた瞬間、命を取られる!!
瞬きはイノチトリ!!!!
・・・これが、東京での10年に渡る生活で身に染みた生きる姿勢である。
甘いことは言っていられないのである。
というわけで、本当に鬼に対して効果がある”豆”を試していく。
(本当は、友だちとの宅飲みにて、話の流れでこんなことに。
仲間うちでの話におさめてたら悔しいので、書きました。
酔った勢いでとはこのこと。お酒怖い。だめ、ぜったい。)
鬼を私、だいもんがつとめる。下はパンツ、上はTシャツ1枚だ。
投球ならぬ投豆者として友だちの元野球部Yくんにお願いした。
鬼から5メートルの距離で豆を投げてもらった。
1.大豆
豆まきの定番、大豆。
これまで何十年にもわたって各家庭において実践投入されてきた、オーソドックスな対鬼兵器。
子どもが投げただけではびくともしないが、大人が本気で投げたらどうだろうか。
結果:普通に痛い。
豆まきなめてた。
大人の本気で投げた大豆は痛い。
布1枚では防ぐことのできない痛さ。
これは鬼も出ていくわ。
2.コーヒー豆
香り高い、黒いダイヤモンド。
毎朝お世話になっております。個人的には大豆よりも身近な豆かもしれない。
大豆よりは小粒。
結果:普通に痛い。
大豆程ではないが、痛い。
たぶん、元野球部がいけない。
5メートルの距離もいけない。
もう、やめたい。
3.そら豆
フレッシュ。大型。期待の新人。
これまでの豆よりも水分が多い。というか単純にでかい。
何度も言うが、もうやめたい。
結果:ケガするくらい痛い。
いや、投げる前に想像つくでしょ、Yくん(笑)
見事2粒ほど、だいもんの太ももにヒットしたわけなんですけど、当たったところ青赤くなりました(笑)
このチャレンジ受けた俺も俺(笑)
お酒の力こわい
結論
- 野球部に豆を投げさせたらダメ
- 酔った勢いはダメ
- 鬼に豆は(きっとかなり)効く
- もっと優しく生きよう